父親を殺害しようと包丁で刺したとして、千葉県警行徳署は8日、殺人未遂の現行犯で、千葉県市川市欠真間の通信制高校1年の少年(17)を逮捕した。少年は引きこもり癖があり、「現状を打開しようとしておやじを刺した」と供述しているという。父親は病院に搬送されたが間もなく死亡し、同署は容疑を殺人に切り替え、殺害の経緯や動機を追及している。 調べでは、少年は同日午前6時15分ごろ、自宅アパート1階の台所付近で、父親の玉城敏治さん(54)を殺害しようと背中を包丁で刺した。犯行後に自ら119番通報した。台所は包丁にあったとみられる。 玉城さんは会社員とみられ、出勤前だったらしい。8年前からアパートで父子2人で暮らしていたという。