2022年3月26日のブックマーク (1件)

  • 関東平野北部の農家の納屋の中にボロボロな川舟が置いてあり、川も湖も海もない土地になぜ舟があるか聞いたら「若い人はやっぱ知らんか」と言われた

    道民の人(廃墟・ひなびた風景) @North_ern2 関東平野北部の広大な畑作地帯をふらついていると、納屋の中にボロボロだけどかなり大きな川舟が置かれた農家さんがあった。こんな周りに川も湖も海もない土地で、なんで舟があるのかどうしても気になり、横で農作業をしていたお爺さんに聞いた。すると、「やっぱり知らんかあ」という顔をなされた。 道民の人(廃墟・ひなびた風景) @North_ern2 お爺さんは語る。 「このあたりは戦争終わったくらいまでは何年かに一回、向こうの利根川から水が溢れて大洪水になるのが当たり前だったんだ。だからここらの家は舟を置いて、洪水になったら家財道具と家族を乗せてやり過せるようにしていた。うちの先祖の命があったのはこういう舟のおかげなんだ」 道民の人(廃墟・ひなびた風景) @North_ern2 「今はもう川の水が溢れることもなくなった。でもオレの目の黒いうちはこの舟

    関東平野北部の農家の納屋の中にボロボロな川舟が置いてあり、川も湖も海もない土地になぜ舟があるか聞いたら「若い人はやっぱ知らんか」と言われた
    debabocho
    debabocho 2022/03/26
    大井川流域には洪水の激しい流水を躱すため、家の敷地を川上に向かって矢じり状に盛る舟形屋敷という文化があった。小学校の社会科で習ったけど、あれも歴史の遺物だった。