椎名保ディレクター・ジェネラル[映画.com ニュース] 「試行錯誤でやってきて、やっと今後の映画祭のやるべきことが見えたと自画自賛しているんですよ」 就任4年目となった東京国際映画祭の椎名保ディレクター・ジェネラルは手応えをこう口にする。その根拠となっているのが、かねて唱えていた日本映画、日本人監督の海外への発信力が形として見えてきたからだ。 インディペンデントや若手の発掘を目的とした「日本映画スプラッシュ」部門を就任した時に設立。デビューから3作連続での出品となった渡辺紘文監督が「プールサイドマン」で同部門の作品賞を受賞し、飛躍への足掛かりをつかんだ。松井大悟、杉野希妃両監督は、同部門をステップにそれぞれの新作「アズミ・ハルコは行方不明」「雪女」がコンペに選出された。 「日本映画スプラッシュの監督と、各国の映画祭のプログラマーを引き合わせるパーティを開いたらすごく喜ばれた。我々が招待し
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