【写真】その他の写真を見る 原作は『ゲッサン』(小学館)で連載中の島本和彦氏の同名漫画。プロデビュー前となる島本自身の大学生時代をベースに描かれる自伝的作品で、のちの漫画家やアニメ界を席巻する友人やライバルをモデルに、クリエイターの卵たちの“まだ何者でもなかった”日々を紡ぐ。 人並みはずれた作画能力を持ち、のちに『エヴァ』の監督となる芸大生・庵野ヒデアキを演じる安田は「光栄至極。天才も馬鹿も凡人も、同じ人だと思わなきゃ、やってられません。凡人は、あがくのみ。登場人物は、皆、あがいてます。だから、僕もあがきます」と気合を入れる。 自分では全く絵が描けないが、のちに劇場公開アニメ作品『王立宇宙軍 オネアミスの翼』を監督する山賀ヒロユキ役にはムロ。庵野、山賀とともにアニメスタジオの創設に参加し、その後『プリンセスメーカー』を製作する赤井タカミ役は中村が務める。 監督・脚本は、島本氏とも昵懇の福田