型指定子 (type descriptor) 型指定子はクラスファイル上でフィールドやメソッドの型を表現するのに利用される文字列です。 型指定子は型消去されたあとのジェネリクスを含まない型情報を表現します。 よく勘違いしている人がいますが、ジェネリクスを含む型情報は別途 シグネチャ と呼ばれる属性としてクラスファイル上に残っています。 ただ、JVM はシグネチャを無視するため、実行時にはジェネリクスを含む型情報を取得できないのです。 プリミティブ型の型指定子 プリミティブ型の型指定子は各プリミティブ型に対応したアルファベット1文字です。 プリミティブ型とそれに対応する型指定子は以下の表の通りです。 long が L でないのは L がオブジェクト型の型指定子で利用されているためです。(たぶん) ではなぜオブジェクト型の型指定子に L を使ったのは聞かないで下さい。(class の L ?)