「電ファミで、ゲーム大賞(アワード)とかやらないんですか?」 と聞かれることがある。のだけれど、正直に言うと、いまさら単独のメディアでゲーム大賞をやることには、かなり否定的である……というか、否定的だった。 というのも、世界的なものとしては「The Game Awards」や「Golden Joystick Awards」がすでに存在しているし、日本でも「ファミ通・電撃ゲームアワード」などがあり、そことの差別化だったり、結局タイトルが似たようなものにならざるを得ないという意味で、いまさら労力をかけてまでやる意義が感じられなかったからだ。 唯一、X(旧Twitter)などを駆使したユーザー投票という形であれば、何か面白いことができるかも? と思い、昨年、「神ゲー・オブ・ザ・イヤー」という企画を実施してみたりもしたが、今年はXの仕様変更などもあって、断念をすることになった経緯がある。 そもそも