2008年07月05日09:15 カテゴリ詮無い事(4) 多重人格に憧れる人へ えっと、精神医学の講義で、DSM−Ⅳ−TRケーススタディっていう本を使ってるんですね。 DSM−Ⅳ−TRはアメリカ精神医学会の「精神疾患の診断・統計マニュアル第4版」を意味していて、文字通り精神科医が精神疾患の診断のために使う本なんですが、これにケーススタディの文字がつくと、症例集になります。 これ、6300円するんですが、中身は読み物風で興味のある人なら面白いと思うので、よかったらどうぞ。 で、講義で色々な人の症例を見てきたんですが、特に昨日の講義は興味深かったので、記事を起こしてみようかな、と。 昨日は解離性同一性障害、いわゆる多重人格性障害のケーススタディだったんですが、その中で「(DSMに多重人格性障害を)導入以来、米国におけるこの障害の診断は著しく増加した」と述べられているんですね(DSM−Ⅳにおいて