これまで、つらいことは先送りにして生きてきました。 そういうわけで、いまごろになって初めて「ゲキハロ第二回公演 寝る子はキュート」DVDを観てる自分がいるわけです。 私の評価はといいますと、当然のことながらイマイチだったわけですが、その理由は以下です。 いまさらこれを観ようって人もいないと思うんで、ネタバレを気にせずざくざく書きますが。 まず演技のほうは大過なく、うまくこなしています。応援企画の学芸会からずいぶん成長しました。 脇役による随所の小ネタはどれもおもしろく、印象に残るものになっています。 ただ、マズいのが脚本です。 この劇のテーマは「成長」だと思うんですね。矢島の。 観客の多くが、わりと早い段階で、異常に肩肘張った矢島をみて、「ああこの子が旅行を通じて人間性が丸くなるというストーリーなんだな」とピンとくると思います。 実際そういうはこびになるんですが、ほんらい矢島の変化の原因は