PHPライブラリ「PHPMailer」に脆弱性が見つかった問題で、同ライブラリを利用する「WordPress」「Joomla!」「Drupal」いずれも、コア部分では脆弱性を悪用される懸念がないことがわかった。 問題の脆弱性は、ウェブサーバの権限で任意のコードを実行されるおそれがある「PHPMailer」の脆弱性「CVE-2016-10033」。修正版として「同5.2.18」が公開されたが、対策をバイパスされる脆弱性「CVE-2016-10045」があらたに判明。「同5.2.20」の準備が進められている。 「PHPMailer」は、「WordPress」「Drupal」「Joomla!」などのコンテンツマネジメントシステム(CMS)をはじめ、「1CRM」「SugarCRM」といった顧客管理システムで利用されており、これらプログラムへの影響について不安の声が上がっていた。 「WordPres