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2019年5月25日のブックマーク (1件)

  • 水に色をつける | 東京大学

    水は恵みか、それとも呪いなのか。 自然界では、水が不足すると干ばつや山火事が起こり、逆に水が多すぎると洪水で町が沈んだり、津波によって人や建物が一瞬で押し流されるなど、甚大な被害が生じます。 しかし、地球上で水がどのように循環しながら天気を変化させているかについてはわかっていないことが数多くあります。水文学が専門の芳村圭准教授(生産技術研究所)は、地球の水循環プロセスの謎を解明し、その知見を使って、天気予報の質を上げたり昔の天気のパターンを再現したりしようとしています。 そのために使う道具の一つが同位体。酸素や水素などの元素の中に原子の重さが微妙に違うものがわずかの比率で含まれていることを利用して、水分子の動きを追跡しています。また、最近では、17世紀の手書きの日記を分析することで、当時の天気がどのような状態だったかを解析しようとしています。 「私のしていることは犯罪捜査のようなものです」

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