愛知県の大村秀章知事のリコール署名を巡る問題の余波は、奥三河地方の山合いのまち・東栄町にも広がっています。住民らが動き出したのは、町長のリコールです。いったい何が? 人口約3千人の東栄町。いまこの町に、大村知事のリコール署名“偽造疑惑”の余波が。 町内の集会所で開かれていたのは村上孝治町長に対する「リコール運動」の決起集会です。 引き金となったのは、こちらのチラシです。送り主は、村上町長の後援会。先月10日ごろ、町内の全世帯に郵送されました。 チラシには「まさか!!あなたも誰かに」「水増しは3年以下の懲役か禁固または50万円以下の罰金」など大村知事のリコール署名の“偽造疑惑”に関する新聞記事も載せられていました。 東栄町では、去年12月から今年1月までの間、町内唯一の医療機関をめぐって署名活動が行われました。 町は、人口の減少などを理由に、救急医療や人工透析を中止に。今後「入院病床」も廃止