ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/
昨年12月30日、首相公邸(千代田区)で開かれた「大忘年会」には18人の親族が勢揃いした。その中心で笑みを浮かべるのはスウェットにダウンベスト、裸足という寝間着姿の岸田文雄首相(65)だったーー。 長男で首相秘書官の翔太郎氏(32)ら首相の親族が、公邸内の階段で寝そべるなど大ハシャギの宴会を繰り広げたことが『週刊文春』で報じられるや、世間は大ブーイング。 だが首相は翔太郎氏に「厳重に注意した」と述べるにとどめた。野党はおろか、国内外のメディアから「身内に甘い」と叩かれても、首相は動かない。それどころか、5月26日の参院予算委員会で「私も私的な居住スペースにおける食事の場に顔出しをし、あいさつもした」と、息子をかばう素振りさえ見せた。 その「違和感」の正体が、本誌が入手した集合写真である。 「あいさつ」どころか、裕子夫人(58)や翔太郎氏らとともに、首相本人もご満悦の表情で「記念写真」に収ま
EV大国・中国の「光と影」 最新レポート① 衝撃!郊外の農村エリアを中心に 2000台以上が雨ざらしで放置されているところも 「世界で最も競争力の高い自動車メーカーを持つのは中国だ」 今年9月に開かれた『世界新エネルギー車会議』にて『テスラ』CEOのイーロン・マスク氏(50)が賞賛したように、いまEV市場は中国を中心に回っている。実際に’21年上半期、世界で販売された260万台のうち、中国車は110万台に上る。 一方で、郊外の農村部では、ある社会問題が浮上している。写真を見てほしい。これは中国東部の浙江(せっこう)省杭州市に放棄された大量のEVシェアリングカーだ。中国では、このような『EVの墓場』が次々に出現しており、大規模なところでは2000台以上が放置されている。 長年、中国の自動車産業を取材する米経済紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』のトレファー・モス記者が明かす。 「中国政府は
「開示クラスタ」の請求で明らかに 5月5日からオンライン署名サイト「Change.org」で宇都宮健児弁護士が五輪中止を求める署名を始め、35万筆を超える署名が集まった段階で、東京都知事に要望書を提出したのは5月14日のこと。 要望書は、小池百合子東京都知事宛として、オリンピック・パラリンピック準備局計画推進部長・田中彰氏に手渡している。同署名の賛同者は7月1日現在、43万5千を超えているが、その後、署名がどのように反映されたのか気になっている人は多いのではないだろうか。 (写真:アフロ) そんな矢先、“開示請求の鬼”こと「開示クラスタ」のWADA氏が、気になる情報を寄せてくれた。それは、開示クラスタの30代男性が小池百合子・東京都知事に対して5月24日に、以下の件名で開示請求を行ったというもの。 「宇都宮けんじ氏が5月14日(金)に小池百合子東京都知事宛の『人々の命と暮らしを守るために東
新聞では「17回同じ答弁」、Twitterでは「怖い」「壊れた」… 5月10日、Twitterのトレンドで「国会騒然」というワードが長時間1位になっていた。注目の的となったのは、衆参予算委員会で行われた質疑である。 立憲民主党の山井和則議員が「『ステージ3』の感染急増、あるいは『ステージ4』の感染爆発、そういう状況でもオリンピック・パラリンピック、これは開催されるんですか」と菅首相の認識について、何度も表現を変えつつ問いただした。 しかし、対する首相は「選手や大会関係者の感染対策をしっかり講じ、安心して参加できるようにするとともに、国民の命と健康を守っていく」と繰り返すばかりである。そのため、Twitterでは「怖い」「壊れた」といった不安の声が続出、新聞でも「17回同じ答弁」などと報じられたのだった。 Twitterのトレンドで「国会騒然」というワードが長時間1位に(写真:アフロ) 実は
日本で開催された全オリンピックに参画。「知りすぎた男」吹浦忠正さんは今、何を思うのか コロナ禍でのリセットは仕方がないにしても、エンブレム盗用騒ぎ、新国立競技場のデザイン変更、聖火台の置き場がない新競技場、ボランティアのユニフォームがダサすぎて変更、マラソンは急きょ札幌に、そしてとどめが森前組織委会長の引責辞任。とまあ、グダグダとしか言いようのない「TOKYO 2020」。 「今回の東京大会は、オリンピックの終わりの始まり」と心配するのは国旗研究者の吹浦忠正さんだ。1964年の東京大会をはじめ、札幌、長野と日本で開催された全てのオリンピックで国旗や儀典に関わり、今回は組織委国際局アドバイザーを務める。オリンピックを大切に思うあまりに出た言葉「終わりの始まり」とは、一体何を意味するのか。 2020年版“ジェンダーギャップ指数”で、日本はG7最下位だった。五輪招致委員会のトップ4は安倍晋三前首
昨年11月、来日したIOCのコーツ調整委員長(左)は五輪大会組織委員会会長の森喜朗氏と会見を開き、「準備は万全だ」と豪語した フライデーは米政府が一部の親交のある企業に「東京五輪中止に備えよ」と通達していたことを昨年3月にスクープした。また昨年10月16日号では、「競技種目を絞り、参加国も日本、アメリカ、中国を軸に30ヵ国程度に減らして、無観客で開催する」という「プランB」が検討されていることを報じた。だが、在米ジャーナリストの伊吹太歩氏は「新型コロナワクチン入手の失敗により、プランBも潰えた」と言う。 「すでに約60ヵ国で接種が始まっているのに、開催国の日本は5月か6月には供給を――なんてマヌケなことを言っている。日本国内がガタガタしているところへ、世界中から代表選手団が来たら未曽有の大混乱に陥るのは必至です」 そもそも、その代表選手の4割余りが新型コロナの影響で未定なのだから、種目や無
元祖「ヘタウマ画伯」徳川家光、渾身の作!? その価値と魅力を専門家に聞く 徳川家光といえば、参勤交代、鎖国など、江戸幕府を強権的政策でゴリゴリに強化した3代目将軍とイメージを持つ人が多いだろう。しかし、そんな彼が実は、元祖「ヘタウマ絵」の画伯だったことをご存知だろうか。 そんなヘタウマ絵の”お宝“が、長野のローカル局・テレビ信州の夕方の情報番組『ゆうがたGet!』(11月3日放送分)の鑑定コーナーで、発見された。 徳川家光《竹に雀図》 個人蔵 「最初、『なぜ長野県に家光の絵が?』『しかも、こんなヘタな絵を?』などと、信じていませんでした(笑)」と番組プロデューサー徳川家光《竹に雀図》(部分) 個人蔵 家光の絵が描かれた掛け軸で、長野市在住の男性が所持していたものという。弱弱しい筆使いで竹と雀を描いているその絵は、お世辞でも上手とは言えないモノに見える。とはいえ、「将軍の絵」で「値段はつけら
大島新監督の政治ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』(通称『なぜ君』)の衆議院議員・小川淳也議員が11月17日、新型コロナウイルスに感染したことが報じられた。国会議員で3人目の感染者である。 小川議員の感染経路は不明。「濃厚接触者」にあたるのは家族や事務所の方々などわずか数名で、いずれも検査は「陰性」だったという。しかし、11月19日にご本人が病床からTwitterにアップした動画を拝見し、衝撃を受けた。そこで語られていたのは、「検査を受けられるクリニックまで、公共機関も利用できず、39度台の熱で、徒歩で歩いていった」ということなど。考えてもみなかった「盲点」である。 そこで、11月27日に退院、在宅・リモートで仕事を行う小川議員に、感染を経験して感じたことなどを伺った。 実は小川氏へのリモート取材の真っ最中に、新たに別の国会議員の感染が発覚。感染を知らせる館内のアナウン
バッハ会長は9月22日、IOCのHPで書簡を公開。「ワクチンなしでも五輪は安全に開催できる」と自信を見せた(写真:GREG MARTIN/IOC/AFP/時事通信社) 中止か開催か――代表選出や準備期間から逆算して、判断のデッドラインは「今秋」、さらには「10月」とされていた。 新型コロナウイルスはいまだ猛威を振るい続け、世界の死者数は100万人を突破。米政府とつながりのあるホテルチェーンや航空会社内で「中止に備えよ」との内部通達がなされていたことは本誌既報の通りだ。 しかし――デッドラインを前に、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長とコーツ副会長が相次いで「ワクチンの有無に関係なく、東京五輪は開催できる」と公式に発信した。 延期を決断した安倍晋三前首相が最重要視していたのがワクチン開発だった。なぜ〝前提〟は突如、崩れたのか。 「IOCと東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織
「ちょっとタイミングが悪かったな…」 官邸周りを取材する記者の間で、いま、安倍首相が乗る「総理大臣専用車」がアップグレードされたことが話題になっている。 「これまで乗っていたのはレクサスLS600hLでしたが、新たに使用しているのはランク上の高級車のセンチュリー。約5年ぶりの変更になります。 リニューアルされたのは4月中旬です。走行距離や古くなった車両の状態などを鑑み、政府が変更を決めたとか。2年ほど前から調整に入り、防弾仕様などの改造を終え3月末に納車されました。運転手の訓練が終わったため、4月から登用されたそうです。以前乗っていたレクサスの価格は1500万円ほど。センチュリーは、改造費用などを含めれば2000万円を超えるのでは、と聞いています」(全国紙政治部記者) フライデーも国会内の衆議院中庭の車寄せから、新車センチュリーに乗り込む安倍首相の姿を目撃している(掲載写真)。 変更を決め
アニメーション監督「富野由悠季」が、いま熱い。 11月5日に78歳の誕生日を迎えた富野由悠季(とみのよしゆき)が総監督する劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」の上映が11月29日から開始された。2014年に全26話で制作されたテレビシリーズを5年間かけて再構築し、なんと全5部作になる大作である。 また今年6月からは「富野由悠季の世界」とタイトルした展覧会が、福岡市立美術館で始まっている。現在は兵庫県立美術館に会場を移し12月22日まで開催中。今後予定する島根、青森、富山、静岡も含めて全国6会場を巡回するという大回顧展だ。各作品の映像や資料と共に富野由悠季のこれまでの仕事を回顧する内容に多くのファンが歓喜する。 意外なことに、富野由悠季の名前を冠した本格的な展覧会は「富野由悠季の世界」が初になる。富野由悠季が1964年に日大芸術学部映画学科卒業後、アニメ業界に入ってから5
福島第一原発原子炉内に謎の生物がいる――。にわかに信じがたい情報だが事実でもある。生命科学の第一人者による徹底検証だ。 「何か、生物のようなモノが映っています……」 こう呟くのは、東京工業大学地球生命研究所で特命教授を務める丸山茂徳氏だ。丸山教授が見ているのは、東京電力が撮影した福島第一原発・原子炉格納容器の映像である――。 ‘11年に未曽有の大事故を起こした福島第一原発。現在も廃炉に向けて格納容器内の調査が行われている。 「津波で非常用電源が失われ冷却不能に陥った格納容器内では、過熱した核燃料が溶け落ちて冷え固まりました。原子炉を解体するためには、その燃料デブリを取り除くことが必要です。しかし格納容器内は毎時8シーベルト近い高線量のため、人が調査に入れば死んでしまう(全身に浴びると1~2週間で死亡)。そのため自走式のロボットを使い、内部を撮影し調査を続けているんです」(全国紙記者) 東電
「那須高原からの帰りに、佐野サービスエリアに立ち寄ったときのことです。店内にお客がたくさん居るのに、9割以上の棚に何も商品が置かれていなかった。探していた名物『佐野ラーメン』のおみやげ売り場を見てみても、売り場の棚は完全にカラッポ。結局、何も買うことができませんでした」(都内に住む40代男性) 夏休み中、家族連れで賑わうサービスエリアで、信じられない事態が発生している。8月上旬、NEXCO東日本が運営する上り線の「佐野サービスエリア」(栃木県)で突如、棚に商品が補充されなくなってしまったのだ。 サービスエリアの名物「佐野ラーメン」の在庫はすべて無くなっていた。土産を買おうとしていた観光客は落胆の表情で帰っていった なぜ、このような現象が起こったのか。ある納品関係者が話す。 「実は先月、佐野サービスエリアをNEXCO東日本から任されている株式会社ケイセイ・フーズが倒産の危機にあるとの情報が流
アニメーション映画『わんわん忠臣蔵』の頃の奥山玲子さん。「週刊文春」(1963年7月22日号)掲載用に撮影された写真から(写真提供 文藝春秋)。この記事はインタビュー3ページ、モノクログラビア4ページで構成されており、当時の注目の大きさがうかがえる 「FRIDAYデジタル」は他メディアに先駆けて19年2月に小田部羊一氏にロングインタビューを実施した。4月1日の第1弾(下記)を皮切りに第3弾まで公開した記事は、そのインタビューの一部である。記事の大反響を受けて刊行したのが、書籍『漫画映画漂流記 おしどりアニメーター奥山玲子と小田部羊一』である。本書は2月のインタビューを再構成し、8月に実施した2回目のロングインタビューも盛り込み、さらに奥山・小田部夫妻と同時代を開拓したアニメ―ション演出家3人、アニメーター3人のインタビュー&寄稿を加えて構成した240ページのボリュームとなっている。 たちま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く