半導体をめぐる米国と中国の覇権争いが過熱する中、中国の半導体調達が危機にひんしている。トランプ米政権による華為技術(ファーウェイ)への半導体禁輸を背景に、各国の関連企業が打ち出すM&A(企業の合併・買収)や生産拠点の新設などで、中国包囲網がますます強固になっているためだ。米国の戦略の裏側には米国内の半導体生産能力の存在感低下への焦りがあるが、米国の技術面での優位は揺らいでいない。一方、中国は自国の半導体産業支援で対抗しており、今後もサプライチェーン(供給網)の混乱は必至といえる。
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来年度から使用される小学校の教科書で、江戸時代初期の日本を赤く塗った地図が文部科学省の検定により、北海道以北を白くする修正が行われた結果、北方領土を固有の領土とする政府見解と矛盾しかねない内容になっていることが13日、分かった。教科書で学んだ子供たちに、北海道以北が日本でないかのような印象を与えることになり、波紋を呼びそうだ。 修正が行われたのは小学6年用の社会科教科書。江戸時代初期の対外貿易などを学ぶページに掲載された地図に検定意見が付き、「北海道、千島、樺太(からふと)の塗色で、児童が誤解する恐れのある図」とされた。このため教科書会社では、赤く塗っていた日本列島のうち北海道と北方領土を白くする修正を行い、検定に合格した。
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