2015年12月、日本と韓国は慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的に」解決するため、日韓合意を結んだ。しかし、2年経ってもいっこうに約束を守らない韓国の対応に、日本人はほとほと愛想が尽きている。 さすがに今度ばかりは、お人好しで外交音痴の日本政府や外務省でさえ、韓国へ呆れている態度を隠していない。岸田元外相は「韓国内の問題だ」と切り捨て、菅官房長官は「1ミリもゴールポストを動かすことはない」と断言し、安倍総理は、今年2月9日に開催される平昌オリンピックの開会式への出席を見送ると発表した。日本政府にしては珍しく、はっきりと意思を表示している。 半世紀前に解決済みのことを度々蒸し返す韓国に、日本人はすっかり呆れ、うんざりしているのだ。もう二度と蒸し返すことがないようにと改めて2015年に締結された日韓合意も履行せず、韓国の大統領みずからがふたたび「心からの謝罪をしろ」と言ってきているのだから、どう