近所の薬局では依然として品薄だけれど、簡単に手に入ったなんていう話を最近よく聞く。日本国内でコロナウイルスの感染者が確認されてから4カ月近くが経つ現在、「マスク」の販売はこんな状況だ。実際は、先日まで「バブル価格」だったその値段は、徐々に下がってきているという。流通アナリストの渡辺広明氏が、そのカラクリを読み解く。 マスク消毒のための「殺菌グッズ」厳選5 *** コロナ以前、マスクはドラッグストアなどで50枚入り500円強で売られていました。ところが、世界的な需要増によって原材料である不織布「メルトブロー」の価格は、今や20~ 40倍ほどに高騰。世界のマスクの半分を生産していた中国の製造元は、それまでのだいたい8~10倍の値段で売らなければもとが取れなくなりました。 当然、消費者に届く際の小売価格にも値上がり分が反映されますが、平時よりかなり高くなったマスクを売れば、〝ぼったくり〟と世間か
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