Published 2020/01/20 20:07 (JST) Updated 2020/01/24 13:50 (JST) 北京都政経文化懇話会の1月例会が17日、福知山市篠尾新町のM.(サンプラザ万助)で行われ、京都大大学院人間・環境学研究科の小倉紀蔵教授が「激化する日韓対立と日本の役割」と題して講演した。日本の文明観や両国のこれまでの歩みを踏まえ、関係改善に向けて進むべき道筋や思想を示した。 小倉教授は、朝鮮半島が統一した場合、30年後は人口や経済力も日本と逆転している可能性があると指摘。韓国との関係を軽視する嫌韓派の主張に「非現実的なことを言っている余裕はない」と強調した。 その上で、大陸国家でも海洋国家でもない、多様な文化を組み合わせて良いものを作り出すという「群島」と呼ばれる日本の文明観を提示。「日本は新たな価値観を持つリーダーとして世界に発信していくべき」と述べた。 韓国は