より多くの仕事をこなすことは、必ずしもいいことではない。あなたが1日のうちに、取るに足らない37の仕事をするのと、大きな効果をもたらす仕事を7つこなすのとでは、どちらが上司に好印象を与えるだろう? 1日8時間労働の人は、12時間労働の人よりも生産的になり得ないのだろうか?(中略)人々の関心は、あなたが出した結果と、その価値だけだ。(2ページより) と主張するのは、『「仕事が終わらない!」を抜け出す200のアイデア パンク寸前の自分を守る超仕事削減術』(ローラ・スタック著、前田雅子訳、阪急コミュニケーションズ)の著者。「ストレスの高い企業における生産性の向上」を専門とするコンサルティング会社「プロダクティビティ・プロ」の代表として、職場で成果を上げ、非効率性を減らし、時間を節約することで利益を向上させることに尽力しているそうです。 つまり本書は、「仕事量を減らして、より大きな結果を出す」ため