どうして日本ではお金に関する教育がないのだろう。学校でも、会社でも。日常生活ですらお金の話は“いやらしい”と嫌われる始末。それでいて、誰もが興味持っていて耳を傾ける。でも、知識がないから難しい話は理解できず、宝くじのような一攫千金に夢を託してしまう。本当にそれで良いのだろうか。 学生時代、教わらないものは学ばないという受け身体質だった私も、このような知識には興味もなかった。しかし、会社に入ってみれば自分の会社の決算も読めないことってかなりヤバイことなんじゃないかって思うようになって、一刻も早く社会人として最低限の知識を付けなくてはと焦ってMBAの研修に申し込んだ。しかし、前提知識も無しで受講するには敷居高く感じたため、まずは本を読んで知識をつけようと思っていたところ、たまたま友人が株をやるための知識を身に付けるために本を次々と読み漁っていたのを見て、負けん気だけは強い私は、俺も読むぜ!と、