なんと店内のコミックや同人誌をその場で電子書籍へ「自炊」できる「自炊の森」という店が、秋葉原でプレオープン。昨年末からネット上で問題視する発言が相次いでいた。そこで、今回は、自炊について著作権法の見地から考えてみたい。 ■自炊の森 http://www.jisuinomori.com/ 「自炊」とは、書籍や雑誌をまるごと裁断機で切断して、スキャナを使ってデジタルデータに変換することを言う。これを個人でやるなら、現行の著作権法には抵触しないが、ビジネスにしてしまえば、明らかに抵触する。 「自炊の森」のサービスは2通りある。1つは、ユーザーが電子化したい本を持ち込み、その場でスキャンしてデータを持ち帰るサービス、いわゆる「持ち込み自炊サービス」。もう1つは、店内のコミックや同人誌をその場でスキャンしてデータを持ち帰るサービス、「在庫本自炊サービス」である。 最初のサービスは、あくまで個人による
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く