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  • 寺尾聰インタビュー「家康は、ぼくの頭のなかにいる。」| NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」

    みんな、徳川家康といえば“タヌキ親父(おやじ)”だと言う。 若いころにもぼくは家康を演じたことがあって(1973年・大河ドラマ『国盗り物語』)、そのときのスタッフから「家康の若いころですから、子タヌキですね」と言われたんです。ぼくはまだ二十代だったけど「それは違う!」と言ってぶつかったことがありました。 家康は当時いた武将のなかで唯一、何百年も続く時代の礎をつくった男。信長や秀吉のやり方をじっくり見て、いろいろなものを自分のなかに蓄え、ここぞというときに一気に動き、新しい時代をつくった。そういうことができるのは、タヌキではなくオオカミだとぼくは言ったんです。風貌は“タヌキ親父”だったかもしれないけれど、その中身はオオカミ、“タヌキの皮をかぶったオオカミ”だったのではないかと。あれから何十年もたちましたが、ぼくの家康に対するイメージは、あのころと変わっていません。 今回、家康役を引き受

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