「輝度」は、R(赤),G(緑),B(青)に係数をかけて、重み付けをしています。明るく感じるG(緑)は約0.6倍、暗く感じるB(青)は約0.1倍、明るさが補正されているわけです。 例えば、青(R:0 G:0 B:255)の場合だと、輝度 は 明度 より 約77% も暗くなります。 人間の目の性質を考えれば、「輝度」でモノクロ化した方が、カラーでの印象に近いはずですね。 「輝度」でモノクロ化しないと問題が起こる 今度は、「輝度」でモノクロ化することの大切さを目で確認しましょう。 下図のような「色相環(色を少しずつ変化させたもの)」があります。実は、これを「明度」でモノクロ化すると、すべて同じ明るさになってしまいます。虹色を「明度」で変換したら大変なことになりそうです。 描画色と背景色の組み合わせによっては、「輝度」でモノクロ化しないと色が同化してしまうかもしれません。下の例では、「明度」でモノ
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