「太りたい!」と叫ぶと、四方八方から集中砲火を浴びる人生でした。 骨と皮は、脆い なんだ、なんなんだ、あの理不尽っぷりは。 例えば、自称ぽっちゃり系女子(客観的にそうは見えない)が、「あたし太ってるし、もっと痩せなきゃ! れっつだいえっと☆」と宣言したとしよう。周囲からかけられる声は、「おうがんばれ!」とか「私も一緒にやるよ~!」などの温かいもの。うむ、友情とは良きものである。 ところがどっこい。明らかな激痩せ男子(平均体重マイナス15kg)が、「ぼく痩せてるし、もっと太らなきゃ! れっつ過食☆」と宣言すれば、全く逆の反応が返ってくる。 「は? ふざけてんの?」だの「デブの気持ち考えろよ!」だの「拒食症になって氏ね」だの「黙れゴボウ」だの、浴びせられるのは冷たい言葉。なんでや! ゴボウ関係ないやろ! 全国のゴボウ農家さんに謝れ! クロロゲン酸なめんじゃねえぞぉ……(涙目)。 「 “デブ ”