田中は生きて腸まで届いたあと、ついに腸の主と対面した。 「やや、お前は、この私が支配する腸まで生きて届いた者は未だかつていないというのに……何者だ!」 「俺は」と言って田中は、自らが乳酸菌であるという事実など忘れて、「俺は、生きて腸まで届く田中だ!」と尿道まで響き渡るくらいに叫んだ。 腸の主は「な、なに!?」と驚き、そのまま肛門の方へと逃げていった。 この時、肛門から出てくるものがウンコである。
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