中央省庁の幹部人事を一元管理する内閣人事局が30日、発足した。「政治主導」で省庁を横断した戦略的な人事を断行するのが狙いで、局長は加藤勝信官房副長官が兼務する。今夏から、各省庁の幹部人事を行う。 安倍晋三首相この日午前、内閣人事局が置かれる合同庁舎で看板を設置した。職員約170人を前に「(省庁の)縦割りは完全に払拭(ふっしょく)される。日本国民、国家を常に念頭に置いて仕事をし、有能な人材を適材適所に配置することが皆さんの仕事だ」と激励した。 人事局は内閣官房に設置され、省庁の審議官級以上の約600人の幹部人事を一元管理するほか、人事院や総務省が担っていた定員管理などの人事行政を担当する。給与ランクごとの職員数「級別定数」を決める権限も人事院から人事局に移管。女性幹部登用を推進する専門部署も設置する。
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