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セイコーエプソンは6月12日、A6サイズ(対角7.1インチ)で1536×2048ピクセル(Quad-XGA)表示に対応した電子ペーパーを開発したと発表した。電子ペーパーとしては世界最高レベルの解像度に高めたとしている。 米E Inkが開発したマイクロカプセル型電気泳動方式を採用した。独自の回路基板転写技術「SUFTLA」により、プラスチック基板上に低温ポリシリコンTFTを形成して高精細化した。コントラスト比も1対10に高め、細かい文字もくっきり表示できるとしている。 周辺駆動回路も低温ポリシリコンTFTで形成した。外部端子が少ないシンプルな構造で、フレキシブルで狭額縁なディスプレイになったとしている。 電源を切っても表示が消えないメモリー性を持ち、情報書き換え時の最大駆動電圧も6ボルトと省電力に抑えた。 同社は今後、実用化に向けて研究を進めていく。 関連記事 日立の電子ペーパーが実用化 駅
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韓国LG.Philips LCD Co.,Ltd.は,14.1型のフレキシブルな電子ペーパーを展示した。フレキシブル・ディスプレイとして世界最大をうたう。米E Ink Corp.が開発する電気泳動型の電子インクと,LG.Philips LCD社が開発するステンレス基板を用いたフレキシブルなTFT基板を組み合わせた。
5月31日 発表 連絡先:お客様相談室 Tel.0120-39-2936 株式会社ブリヂストンは5月31日、世界最薄で2色カラーの電子ペーパーディスプレイを開発したと発表した。 パネルの素材をガラスからプラスチックへと変更し、反射型単純マトリクス式で世界最薄を実現したという電子ペーパーディスプレイ。視認性の高さや広視野角、メモリ性、応答速度の速さを維持したまま、フレキシブル化(曲げが可能に)、薄型軽量化、大型化を可能にした。 フレキシブル化の課題である曲げによる画像の乱れは、特殊なリブ構造により発生しない。また、新開発のカラー電子粉流体を採用し、これまではモノクロ表示だったが、赤/黄の2色表示が可能になった。 今回開発された電子ペーパーディスプレイは、次世代の電子ブック、各種広告、情報配信掲示板などへの応用が見込まれている。 □ブリヂストンのホームページ http://www.bridge
ブリヂストンは、 反射型単純マトリックス電子ペーパーとして世界最大級で最も薄い、カラー粒子を用いたディスプレイのフレキシブル化に成功したと発表した。 同社は、2002年3月に、液晶に替わる画期的な表示材料として電子粉流体の開発に成功した。その後、2004年10月には、この新材料を用いた電子ディスプレイとして、世界で初めて数字だけでなく文字や絵も自由に表示し、電源を切っても表示を維持することができる電子プライスタグ用ディスプレイの商品化に目処をつけ、電子ディスプレイ事業へ正式に参入した。 今回開発したディスプレイは、パネル基板をガラスからプラスチックへ変えたオールプラスチックパネルで、これまでの製品が持っていた高視認性、広視野角、メモリー性、高応答性などの特徴を維持したまま、フレキシブル化、超薄型化、超軽量化、大型化が可能となった。 また、フレキシブル化のひとつの課題である、曲げによる画像の
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