ノズルから溶かした樹脂を少しずつ押し出し、何度も積み上げることでそれを完成させる仕組み。上級機種になると金属が使えるものもある。ものづくりの現場では、商品そのものではなく、主に試作品などの製造に用いられている 参加者はまずミニ四駆ボディーの3Dデータを作成する。といっても小学生が対象の講座なので、イチからデータを作成することはしない。あらかじめモデリングされたテンプレートのボディーに好みのディテールやパーツを組み合わせて、それを3次元プリンターで出力するという流れだ。 ミニ四駆に初めて触れる子どもも多く、なかにはリアウイングを3枚重ねにした独創的なボディーを作る子もいた。 完成したデータをプリンターに転送するといよいよプリント開始。細長いABS樹脂をヒーターで溶かしながら積層することでミニ四駆のボディーを造形していく。比較的荒い積層ピッチに設定しても完成まで1時間半ほどの時間がかかる。子ど