今週は、アキバの街の様子がガラリと変わった。シャッターが下りたままのパチコン店やゲームセンターには「(緊急事態宣言が発令された)4月8日から当面の間、臨時休業」と書かれた紙が貼られ、往来を行き交う人も明らかに減っている。 メイド喫茶やコスプレ喫茶の勧誘であふれる裏路地に入っても、呼びかけを継続している店舗はわずかで、開いている店舗が少ないせいか、店の軒先で物色する人だかりもほとんどなく、先週よりも明らかに通りやすい。 メイド喫茶の呼びかけもまばら――不要不急の解釈で揺れ動く PCパーツショップを訪れる客層にも、変化が見られたようだ。あるショップは「複数台を一式まとめ買いする法人さんが増えました。『趣味でパーツを強化しに』という個人の方は緊急事態宣言以来、本当に少なくなりましたね。大変ですけど、今は耐えるしかないですね」とこぼす。 営業時間を短縮するショップや週末の営業を休止するショップ、来