auの特徴的なサービスの1つに、歩行者の道案内をする「EZナビウォーク」がある。いわばカーナビゲーションシステムの人間版だが、GPSを利用して目的地までの道のりを音声付きで案内するこのサービスは、最大で月額315円と有料ながら、約50万人の利用者がいる。このシステムを提供しているのが、ナビタイムジャパンだ。同社は10月18日、東京都内で会見を開き、今後の事業戦略を説明した。 ナビタイムは2000年に代表取締役社長を務める大西啓介氏によって創業されたベンチャー企業だ。経路検索エンジンを開発し、企業にライセンスしているほか、自社でも「NAVITIME」という名称で携帯電話向けの経路検索サービスを提供している。同社のエンジンを利用したサービスとしては、ヤフーの「Yahoo!ビジネストラベル」やJTBの「スパなび時刻表」などがある。なお、ナビタイムは検索エンジンを手がけており、地図や時刻表などのデ
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