以下の記事の「女の子になりたい」の部分にある程度共感しつつ。 オタクの女の子になりたい願望は性別を超える - 狐の王国 「性別を超える」かどうかという話はジェンダーとか難しい話になるのでとりあえず措いておくことにして、着目したいのは指摘である。 放課後のお茶とお菓子、とめどないおしゃべり、いつも一緒の仲良しグループ。これらはそもそもが女性たち自身の理想形の一つではなかったか。 『けいおん!』に描かれているのは、女性が考える、女性の理想形である。この指摘はおそらく正しい。少なくともあの世界は、男子になじめずに女子にかまってもらっていた(でも彼女はいなかった)男子であった私が垣間見た世界と、直接つながっている。そして、これをある種の理想とする男性のオタクが一定数いたことも、『けいおん!』の大ヒットが証拠立てているように思われる。 しかし、元の記事で、この理由が「男に守られる女性」の衰退に求めら