通訳翻訳キャリアを形成する日本人が東南アジアで仕事をするケースは、今はほとんどありません。実際に仕事をした中で私が大事だと感じたこと、実際に仕事をした人の感想をまとめます。 日英通訳のクライアントは「英語ができない日本人のおじさん」。相手の気持ちを理解しよう 東南アジアで通訳翻訳が必要なのは日系企業で、日本人の英語ができない重役のサポートが主な仕事になります、つまりクライアントは日本人のおじさんです。 おじさんの思考回路や行動原理、言葉遣いを理解して仕事をしましょう。インハウスで仕事をする以上、毎日顔を合わせることになります。 性格的に合えば問題ありませんが、合わない場合は大変です。また、日本語である以上、主語や目的語がよく抜けます。 日本語で聞いてもあまり意味の分からない発言をうけて、どう伝えたら外国人に腹落ちしてもらえるかに頭を悩ませることが時々あります。 「海外で仕事をしたことがない