引用元:amazon.co.jp 2013年の作品 「凶悪」のレビューにも書いたけれど、同年公開された二作品を劇場で鑑賞した どちらもリリー・フランキーの主演だったこともあって、彼の演技としては「凶悪」の方が良いなという印象ながら、作品全体では甲乙付け難いくらいどちらも印象に残った 是枝作品だけに、インパクトというよりも「やり場のない想いを抱えた人」の描かれ方にウンウン唸って観ていたけれど、カンヌ国際映画祭で審査員賞を獲ったこともあってかフランスでもヒットした模様 確かにルールと感情の間で揺れ動く本作は、むしろフランス向きな映画かもしれないとさえ思う 或いは「人生は長く静かな河」という、看護婦が(妻が亡くなっても自分を後妻に迎えてくれない医者に腹を立て)子供をわざと取り違える1988年のフランス映画を思い出させるのかもしれない 優秀な建築家として、多忙な毎日を送っている野々宮(福山雅治)
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