前書き 先回、「あいのり」番組終了の観点で記事を書きましたが、長文になってしまった為、記事を分割しながら、更に補足を加えつつ執筆したいと存じます。 視聴率至上主義の観点 まず、多くに知られている視聴率至上主義が始まったターンニングポイントとして、1990年代の不況によるスポンサー企業の減少の影響から、制作費の削減に繋がり、「低予算でいかに視聴率を取る事ができるか」という事に軸足を注ぐようになったとの事。 あくまで当時の事であるが、制作費が比較的要する割りには意外と、視聴率及びスポンサー企業の売り上げに直接的に結びつける事が難しいと言われた「アニメ番組」や「時代劇」等が真っ先に削減された。 一方で、あくまで比較相対的に、制作費が先にのべた番組に比べかからずてっとり早く視聴率が稼げるバラエティ番組やクイズ番組が増大した。 また、特筆すべきポイントとして、スポンサー(大手化粧品会社やアパレル、宝