長野、岐阜両県境の御嶽山(おんたけさん)が噴火した。 前橋地方気象台によると、28日午後8時現在、群馬県内で降灰などの影響は確認されていない。 噴火警戒レベル「1(平常)」としていた御嶽山が噴火したことから、五つの活火山を抱える群馬でも、関係者から「ひとごとではない。噴火の兆候を把握するのは難しいが、登山者には細心の注意を払ってほしい」という声が上がっている。 気象庁によると、県内の活火山は、草津白根山と浅間山、日光白根山、赤城山、榛名山の五つ。このうち浅間山は、噴火前の御嶽山と同じ「レベル1」、草津白根山は、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生しているか、発生が予想される「レベル2(火口周辺規制)」となっている。 また、浅間山、草津白根山、日光白根山の三つは、気象庁が指定する「常時観測火山」(全国47火山)に選ばれており、地震計や遠望カメラなどで24時間の観測態勢がとられている。 特に活発な