「難民はなぜスマホを持っているの?」という素朴な疑問の答えから見えてくること公開日 : 2016-02-29 トルコの海岸から17キロの場所に位置するリゾート地、ギリシャのレスボス島。毎朝夜が明けると、朝靄の中、頼りなく航路をとる難民を乗せた船が現れます。船上にはスマートフォンで自らの姿を写真におさめる人の姿があり、また島に上陸し、すぐさまwi-fiのネットワークを探す人の姿もおなじみの光景です。 スマホを片時も離さないその姿は、私たちの日常とそう変わらない風景なので、不思議な気持ちになる人もいるかもしれません。また、「なぜ難民なのにスマホを持っているの?」そんな疑問を持つ人もいるでしょう。変らぬ日常のなかでスマホを使っていた人が、ある日難民になるということ。そして、それがいま、世界で起きているということ。「難民なのに…」と思うとき、私たちはこのことを思い出す必要があるのではないでしょうか
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