トラックに積み込まれ出荷される二本松産の新米=福島県二本松市で2011年10月18日午後1時51分、森田剛史撮影 新米対象の放射性物質の予備検査で国の暫定規制値と同じ1キロ当たり500ベクレルの放射性セシウムが検出され、その後本検査で規制値を下回った福島県二本松市で18日、新米が初出荷された。県は全ての本検査を終えた12日、「安全宣言」を出したが、稲作農家は「消費者は福島産のコメを本当に買ってくれるのか」と風評被害を懸念する。一方で今年の出来栄えには自信を見せ、思いは複雑だ。【野呂賢治】 【二本松での稲の天日干しの様子】福島米:安全宣言…知事「自信持って作って」 ◇風評被害懸念も 18日午後2時過ぎ、三保恵一市長らに見送られ、JAみちのく安達(本店・二本松市)の施設からトラック2台が出発。30キロ袋入りの同市産コシヒカリ計約800袋が首都圏や関西方面に向け出荷された。 今年の同JA
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