町を歩けばケータイ、ケータイ……信号待ちでも歩きながらでも、自転車に乗ってまでやっている。なかで いま、差し迫った危険がいわれるのが駅のホームだ。人との衝突だけでなく、線路に転落する事故も起きている。 大阪の地下鉄で女性が、東京・原宿では小学生が、私鉄駅で高校生が、ホームを歩きながらメールやゲームをしていて線路に落ちた。幸いいずれも電車は来なかったが、小さな画面に引きつけられる危険はたしかに大きい。 スマホで増えた「画面から目が離せない」 ケータイ事故にもっとも危険を感じているのが視覚障害者だ。「杖を蹴られた」「真正面からぶつかられた」「ロボットとぶつかったような」「われわれはよけてくれることを期待しているのに」という。相手はみなケータイ人間だ。 笹原稔さん(65)は弱視なので少し見える。ホームで前をゆっくり歩いていた人をよけようとして線路に落ち肋骨を折った。 「突然止まったんですよ」 ケ
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