背景と目的 googletestを導入するための情報は、既に多くの先輩方により記述されていますが、本記事では、それらに+αの情報を加え、実際の開発現場にすぐに適用できる実践レベルの内容としてまとめることを目的とします。 それでは、ここで想定している実践的なテスト環境とは何かと言うと ①テストフレームワークのインストール方法がスクリプト化されていること ②テストフレームワークのバージョンが固定されていること ③テストケースを追加する度にプロジェクトファイル(Makefileとか)を編集させないこと ④テストファイルとテスト対象ファイルが対になっていること(ClassA.cpp、ClassATest.cpp、など) ⑤mockを実装する手段が提供されていること ⑥IDEと統合してテストのデバッグができること(別途記載予定) ⑦カバレッジを行単位で表示できること(別記事) ⑧CIでテスト結果を表