ブックマーク / a-bazure.hatenablog.com (1)

  • 逃げたって何も変わらない - 傘はある

    中学生の頃、登校拒否を経験した。 別に壮絶なイジメを受けていたわけではなかったと思う。 自分の上は毎日ちゃんと下駄箱に入っていたし、教科書には授業中に書き込んだ文字以外書かれていなかったし、自分が鈍臭いという理由以外で怪我を負うこともなかった。 ただ、ずっと視界が曇っていて、心なしか呼吸が苦しかった。 授業中にブスだのキモイだのと指をさされて笑われるのも、仲良しのはずの友達が誰も「あんなん気にしなくていいよ」と言ってくれないのも、誰かを心から信用したら痛い目を見るのだろうとわかっている環境も、同じ日人のはずなのに担任の先生と会話が成り立たないのも、ちょっとだけ嫌だった。 でも死のうだなんて思っていなかったし、絶望もしていなかった。 ずっとこんな生活が続くわけがないってことも、ちゃんとわかっていた。 ただなんとなく、学校を休もうかなと思った。 ある朝、わたしは母に「今日学校行くのやめとく

    逃げたって何も変わらない - 傘はある
    devushow
    devushow 2017/09/03
  • 1