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ブックマーク / www.s.u-tokyo.ac.jp (2)

  • コミュニケーションの基本は相手が知っていることを考慮することだ - 科学英語を考える - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

    この間、東京の新宿界隈を歩いていたら、知らない人に英語で話しかけられた。彼はアジア系の外国人のようで、私に次の質問をした。 Can you help me? I'm looking for the department store. (助けていただけますか。デパートを探しているのです) 私は最初、どう返事をすればいいかわからなかった。20年以上日に住んでいて、新宿の周辺もよく知っているが、その簡単な質問にすぐに答えられなかった。理由は the だ。 the は、英語でもっとも使用頻度が高い、意味がもっとも深い単語である。それにもかかわらず、日人など、英語を母国語としない人にとっては、もっとも使いにくい英単語だと思う。私が新宿で混乱したのは、出会った人が英語のネイティブではなく、彼の the の使用が間違っていたからだ。 the department store の the で何が間違っ

    dex1t
    dex1t 2011/02/16
    トム・ガリー
  • the は相手が知っていることを表す - 科学英語を考える - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

    the は、英語でもっとも頻繁に使われている単語だけあって、一つだけの意味があるわけではない。辞書で the の定義をわざわざ調べる人は少ないと思うが、引いてみたら十数以上の語義が載っているのだ。しかし、ここで検討したいのは the のさまざまな特殊な意味ではなく、もっとも基的な意味、多くの辞書で第1語義として説明されている意味だけである。 the の基意味は次のように説明できる。 【the は文脈、状況、既存知識などから相手がそれと分かる名詞に付ける単語である】 今回は、「文脈、状況、既存知識など」のそれぞれについて説明したい。 まず、「文脈」というのは、同じ文章や会話の中に出ている言葉や叙述だと考えればよい。例えば、科学論文の冒頭に次の文があったとしよう。 In this study, we examined a colony of bees. (この研究では、ハチの群を調べた。)

    dex1t
    dex1t 2010/11/11
    トム・ガリー
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