1991年にアーケードゲームとして登場したカプコンの対戦型格闘ゲーム「ストリートファイターII」について研究してきたというソフトウェアエンジニアのファビアン・サングラード氏が、アーケード版ストリートファイターIIで使用された「CPシステム(CPS-1)」が技術的にどう優れていたのかについて解説しています。 Street Fighter II, paper trails https://fabiensanglard.net/sf2_sheets/index.html 1988年にカプコンがリリースしたアーケードゲーム「ロストワールド」と同時に登場したアーケードゲーム用基板が「CPS-1」です。ストリートファイターIIもこのCPS-1でリリースされました。 CPS-1はそれまでのアーケード筐体と比べて革新的なグラフィックレンダリング能力を有しており、その秘訣のひとつが「レイヤーに対応している点