メルセデスF1のパワーユニット(PU/エンジン)が第10戦イギリスGPから明らかに向上したと考えるレッドブルは、その背景に違法な行為がないかどうかを確認するため、FIAに問い合わせを行っている。 GPSデータ分析によると、メルセデスW12はイギリスGP以降、低速コーナーからの立ち上がりが著しく向上しているという。レッドブルは、メルセデスがストレートの初めの時点で20馬力をゲインしており、インタークーラーのエアインテークにトリックがあるのではないかと考えている。なお、フェラーリもメルセデスの向上を注視し、調査を行っている。