ブックマーク / hrm628.hatenablog.com (3)

  • 肉には“強い”ワインがあう - 未知なるマリアージュの世界へようこそ!

    肉には“強い”ワインがよくあいます。力づよい肉の旨味にワインが押し切られないからです。わたしにとっての“強い”ワインとは、濃厚であり、パワフルであり、タンニンがしっかりしているワインのことを指します。 こんやは《シャトー・ラベゴルス・マルゴー1997》。26年を経たボルドーとは思えない、力づよいタンニンと濃厚な果実味がいまだ健在。くちに含んだ第一感は、2000年代半ばのニューワルド系カベルネを彷彿とさせる、“強い”ワインです。さしの入った肉にも負けず劣らず、甘香ばしい濃厚な「ごまだれ」と一体となり、肉の旨味をひきたてます。 たとえば、軽やかでやさしいワインを肉にあわせると、口のなかで肉の印象だけが残り、ワインを感じにくくなります。“強い”もの同士、“やさしい”もの同士。マリアージュに限らず、なにごともバランスを意識したいものですね。

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  • ご結婚のお祝いに - 未知なるマリアージュの世界へようこそ!

    金屏風にもひけをとらない、豪華絢爛なエチケット。ジョセフ・ペリエのプレスティージュ《キュヴェ・ジョセフィーヌ》です。《ジョセフ・ペリエ》はウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディングに、ふたりの誕生年である1982ヴィンテージを献上する、由緒正しき老舗メゾン。 そんなジョセフ・ペリエを代表するのが《キュヴェ・ロワイヤル》。アップルパイのようなあまく芳ばしい香りが、クリーミーな泡とともに広がります。やわらかな果実味とエレガントな酸。〝ロワイヤル〟という名にふさわしい品格を感じさせます。淡白かつ上品な旨味の「ひらめ」と好相性。一方《キュヴェ・ジョセフィーヌ 2008》は、スパイシーな香りが経年変化で〝いぶりがっこ〟のようなスモーキー香に進化。絶妙なバランスの甘味と苦味も相まって、やや単調な熟成「赤えび」が、複雑みをました甘味へと変化するのです。 愛娘ジョセフィーヌの結婚を機に誕生したキュ

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  • 酢飯がひきたつシャンパーニュ🍾 - 未知なるマリアージュの世界へようこそ!

    手軽につまめる、にぎり鮨。いわば〝ファーストフード〟として世に誕生した江戸前鮨。せっかちな江戸っ子が短時間で腹を満たせるよう、現代の二、三倍の大きさで鮨が供されていました。 そんな元祖江戸前鮨を彷彿とさせるのが、「おにぎり鮨」。タネとシャリをおにぎり状に握ったもの。ボリュームと箸いらずの手軽さで、忙しいビジネスマンから注目を集めます。 一般的な鮨よりシャリが多い「おにぎり鮨」。シャンパーニュを合わせるなら、とりわけドライなシャンパーニュがおすすめ。エッジのきいた辛さは、単調になりがちなシャリを最後のひとくちまで、美味しく引き立ててくれるからです。《シャルル・ド・カザノーヴ》もその一例。白、ロゼともにきわめてドライなシャンパーニュ。サーモンピンクの《ロゼ・ブリュット》は、赤ワイン由来の渋みがとてもおだやか。芳醇な赤酢と交わるように融合し、「とろたく」の甘味とコクを際立たせます。一方、淡いイエ

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