『「発達障害」と言いたがる人たち』香山リカ=著(SBクリエイティブ)※記事の中の写真をクリックするとアマゾンの紹介ページにジャンプします 現在、発達障害の専門外来では、予約から診察まで3か月待ちは当たり前といった状況が続いているという。わが子の行動やコミュニケーションに不安を抱く親たち、また仕事や人間関係の尽きない悩みに原因を求めるおとなたちが列をなしている。 『「発達障害」と言いたがる人たち』(SBクリエイティブ)の著者であり、精神科医の香山リカさんに、現代の生きづらさの原因を「発達障害」に求める人たちの心理と時代背景について聞いてみた。 「片づけられない私」「空気が読めない私」 ここ7、8年ほど、診察室に時折こう訴える人たちがやって来るようになった。多くは女性だ。 「私、発達障害なんじゃないでしょうか。たぶん注意欠陥障害(ADD)か注意欠陥多動性障害(ADHD)だと思います。あ、コミュ
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