米航空宇宙局(NASA)は22日、火星探査車キュリオシティー(Curiosity)が初のテスト走行に成功したと発表し、火星表面についたわだちの画像を公開した。 NASAによると、キュリオシティーは4メートル前進した後、直角に右折、さらに数メートル後退。8月6日の着陸地点からおよそ6メートルほど移動することに成功したという。キュリオシティー搭載のカメラ「Navcam」が撮影した画像には、火星の地表にくっきりと印された車輪の跡が見える。 着陸から約2週間が経過したキュリオシティーは一連のテストを完了し、今後2年にわたって火星で生命の痕跡を求めるミッションをいよいよ開始することになる。 写真は、キュリオシティーが火星日の16ソル目に行った初のテスト走行で火星表面についたわだちの画像(2012年8月22日公開)。(c)AFP/NASA/JPL-Caltech 【8月23日 AFP】(一部更新)米航
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