中国の小学校で、教師が「飛び降りることができたら賞金をあげる」とクラスの子どもたちを挑発。実際に飛び降りた子どもが大ケガを負う事件が起き、裁判沙汰になっている。 中国紙武漢晨報などによると、発端は今年の5月末、湖北省武漢市のとある小学校教師が呟いた一言だった。小学校4年生のクラス担任は子どもたちを前に「今日は給料日で嬉しい。もし誰かが勇気を出して校舎2階から飛び降りることができたら50元(約900円)やるぞ!」と挑発したそうだ。 すると、クラスで一番腕白な男の子、勇勇くん(仮名)がこの挑戦に名乗りを上げる。このとき、教師が「いや冗談だよ」などと笑ってその場を納めていれば良かったのだが、実際にはそうならなかった。あろうことかこの教師はクラスのほかの子どもたちとともに、勇勇くんが飛び降りるのを自分の目で確かめるべく、率先して運動場に出て行ったのだ。 悲劇が起きたのはその後。勇勇くんは何度かため