気象庁は19日、局地的な豪雨をもたらす線状降水帯の予測を今年22回出し、実際に発生したのは40.9%に当たる9回だったと明らかにした。「的中率」は昨年の23.1%から17.8ポイント改善した。一方、今年発生した23回のうち、予測できなかった「見逃し」は60.9%の14回に上った。 線状降水帯を原因とする災害が近年増えていることから、気象庁は昨年6月から予測を開始。半日〜約6時間前をめどに「関東甲信」や「近畿」などの全国11地域を対象に発表し、昨年は的中が13回中3回、見逃しが11回中8回だった。担当者は「予測開始からの期間が短く、的中率が上がったとはまだ評価できない」としている。 気象庁によると、今年は北海道を除く10地域で3月から9月にかけて23回発生。3月の沖縄県以外は全て、大雨による災害が起きやすい出水期(6〜10月)だった。 最も発生が多かった地域は「九州北部・山口県」の6回。予測
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く