自動車産業の集積地である愛知県の自動車メーカーや大学などが、自動車に積んだ多数の電子機器をつなぐ「車載ネットワーク」の新たな規格づくりを進め、実現のめどが立ってきた。今のままでは、膨大なデータのやりとりが必要な自動運転への対応が難しいとされ、日本が世界をリードしてきた「光通信技術」を活用する。早ければ4年後にも、愛知発の国際規格が世界の車に使われることを目指している。(鈴木凜平) 車載ネットワークは、自動車のエンジンやギアなどの部品を電子制御するコンピューター(ECU)同士をケーブルなどで接続し、情報を共有する。例えば、ドアに鍵を掛けるとライトが点滅し、ギアをバックに入れるとカーナビ画面に後...
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