明日12日(月)、プリツカー賞を受賞するなど日本を代表する建築家伊東豊雄氏が、東京五輪のメイン会場となる新国立競技場計画の代案を発表するそうです。 トップ画像は、2012年に開催された「新国立競技場基本構想国際デザインコンクール」でグランプリを受賞し、採用されることとなったイギリス人建築家のザハ・ハディド氏のものです。しかし、デザインの奇抜さや最大で約3,000億円もかかる建設費などの理由から反対運動もなされてきました。 2012年のコンペティションは、五輪誘致と国立競技場の老朽化を理由に全面建て替え工事を前提としたものでした。しかし今回伊東氏が発表する提案内容は、既存の国立競技場を壊さずに維持改修しようというもの。これによってコストは大幅削減できるんだそう。まだ使えそうな競技場を壊して造り直すより、よっぽど経済的でエコですよね。彼が新国立競技場の提案をするのはこれが初めてではありません。