今年4月に改正農薬取締法が施行され、農薬の安全性評価が厳格になった。安全性が高いとされ広く普及してきたネオニコチノイド系農薬についても再評価が行われるという。東京大学大学院の山室真澄教授は昨年、米サイエンス誌に、島根県の宍道湖におけるウナギやワカサギの漁獲量減少の原因はネオニコチノイド系農薬である可能性が高いとする論文を発表し注目された。山室教授に研究の経緯や農薬のリスクなどについて聞いた。―
![宍道湖の漁獲減少は農薬の影響か、山室東大教授に聞く 科学記者の目 編集委員 滝順一 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ea95cdf4b2f68ad4ab7cc4654ca93f24037ffd2d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXMZO6231484005082020000001-4.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D4cef484bf9f2fad146c71bb92378aab7)
【5月31日 Xinhua News】中国天津市(Tianjin)北辰区(Beichen)双口鎮(Shuangkou)にある農業技術開発を手掛ける一畝漁菜(天津)農業科技基地ではここ数年、水産養殖と水耕栽培を組み合わせた次世代型農業モデル「アクアポニックス」の応用が進んでいる。 アクアポニックスは魚の養殖と野菜の水耕栽培を同時に行う循環型の農業システム。まず水槽に飼料を投入して魚を養殖し、その後、水循環システムで水槽内の水や魚の排せつ物を野菜や果物の培地に送る。水の中に含まれた栄養物質を植物が吸収することで水が浄化され、最後にその水を再び養殖槽に戻す。こうした閉鎖式循環システムにより、土壌や農薬、化学肥料を一切使わず、一年を通して栽培ができるようになった。 同基地では現在、八棟のビニールハウスでアクアポニックスによる養殖と栽培が行われ、2019年は魚300トン余り、野菜100トン余りを生産
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