花王は、ドローン散布専用の農薬補助剤を中国で販売開始した。農薬の効き目を高める農薬補助剤は「アジュバント」と呼ばれ、花王は国内最大手だ。このほどドローン散布の課題を解決する専用商品を開発。日本などに先駆け、ドローンを活用した農業が急拡大する中国に先行投入した。ドローンによる散布はトラクターなどを使った従来手法に比べ、散布時間が10分の1に短くできる。一方、2メートルほどの高さから投下するため、
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石灰を原料に農薬や工業用品を製造する井上石灰工業(高知県南国市)は、輸出向け農薬に粒状の商品を加える。従来のペースト状の商品は長期間コンテナ内に置くと水分が蒸発し効能が薄れるからだという。エジプトのスエズ運河で起きたコンテナ船座礁による海上物流の混乱もあり、新商品化を急いだ。まず遠方のアフリカ向けに投入する。同社は「ICボルドー」という主力農薬にこのほど輸出向けとして粒状の新製品を開発した。成
クボタは22日、2025年12月期を最終年度とする5年間の中期経営計画を発表した。研究開発費は合計4000億円と、20年12月期までの5年間と比べ6割増やす。トラクターの自動運転やセンサーなどデジタル技術を活用したスマート農業に重点配分する。農業のほか、水環境事業や資源回収といった事業にも投じ、環境ソリューションを軸とした成長を目指す。クボタはトラクターの完全自動運転の実現を目指しており、ドロ
鉄道車両向け電子機器を手掛ける東洋電機製造は、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の農業での活用を後押しする。温室内の温度などのデータを集め遠隔で管理する端末で、通信費用を引き下げ導入しやすくした新製品を11月に投入する。農業の人手不足は運営規模の大小を問わず、省人化が課題。コスト軽減で中小事業者でもIoTを使いやすくする。11月から園芸農業向けのIoT端末「IORemoter 2」を発売
野菜生産・販売の鈴生(静岡市)の植物工場(静岡県磐田市)が完成し、水菜などの出荷を始めた。ICT(情報通信技術)の活用で室温や日照量を自動調節するほか、手間の少ない栽培方法も導入し効率化を徹底した。総菜メーカーからの受注生産方式で、メニュー開発から出荷まで担う。コンクリート床の施設内に整然と並ぶ栽培ベッド。7000平方メートルの広大な栽培エリアに作業員の姿はほとんど見えない。新設した植物工場の
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